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ようやく電気が使われ始めた時代にオーバーテクノロジーなメカが多数登場したことでも人気を博した。ガガーリンよりもはるかに早く宇宙空間に到達したジャンに「(地球が)こんなに青かったなんて」と言わせる。『海底二万里』をフィーチャーした世界観もあり、万能潜水艦ノーチラス号が登場するが(このデザインモチーフは1969年の東宝特撮映画『緯度0大作戦』に登場する潜水艦「アルファ号」である)、本作のノーチラス号は古代アトランティス人によって建造されたものであり、古代アトランティス人はM78星雲から飛来した宇宙人というウルトラマンを意識したバックボーンが存在する。







ストーリー終盤に登場する万能戦艦Ν-ノーチラス号のデザインは、のちにエヴァンゲリオンをデザインすることになる山下いくとの手によるもので、デザインモチーフは1968年の東宝怪獣映画『怪獣総進撃』に登場する宇宙船「ムーンライトSY-3」に『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』に出てくる宇宙戦艦「アンドロメダ」を加えてある。「ムーンライトSY-3」は完全に総監督、庵野秀明の趣味である(さらに遡ると、ムーンライトSY-3はサンダーバード1号をモデルにしている)。リボルバー式艦載機射出機構には『惑星大戦争』の轟天号のモチーフも取り入れられている。 なお、主砲の効果音はヤマトのそれと全く同じ音である。


ノーチラス号の正式名称は「第2世代型惑星間航行用亜光速宇宙船エルトリウム」、Ν-ノーチラス号は正式名称を「第4世代型超光速恒星間航行用超弩級万能宇宙戦艦エクセリオン(ヱクセリヲン)」。1988年のガイナックス作品『トップをねらえ!』にも「第4世代型巨大宇宙戦艦ヱクセリヲン」、「第5世代型超巨大宇宙戦艦ヱルトリウム」が登場する。また、計器やインパネなどに、『トップをねらえ!』で使用した絵をそのまま流用したものもある。







ノーチラス関連


ブルーウォーター






正式名:トリス・メギストス(賢者の石)

持ち主(ナディア)が危機におちいると赤く点滅する。2つのブルーウォーターは合体、分離、変形できる。ビデオの「おまけ劇場」によると金属位相体オリハルコンでできた3次元基盤の光コンピューター。光のエネルギーを個体状態にしており、死んだアトランティス人の魂が帰る場所と推測される。

最終話において力を失い、レッドノアと共に失われた。だが、『Good Luck Nadia 〜Bye Bye Blue Water PART2〜』内のCDドラマ「A.D.1991-2005シリーズ」において、ナディアの直系の子孫である伊藤ナディアがブルーウォーターらしき宝石を所持している描写が存在する。この宝石とブルーウォーターの関連は不明。





ノーチラス号






正式名:第二世代型惑星間航行用亜光速宇宙船ヱルトリウム
開発者:M78星雲人
潜水艦改造:タルテソス王国生存者
進水日:1888年6月21日
主機関:常温対消滅エンジン
全長:152m
水中排水量:12,000t
最大船速:108ノット
兵装:
      飛行爆雷/誘導弾:全8門
      対雷撃防御システム(ホム・ガード)
      縮退弾(ゲームのみ登場)

上記のように、本来宇宙船だったものをネモら有志が復元し(初期設定では、リンカーン島の地下で十数年の歳月をかけて建造されたとされている。南の島編でナディアらが漂着したリンカーン島とは別のようである)、潜水艦に改造した。船体や機関部などの大部分は建造当時のままであるが、ブリッジやその周辺は破損していたので、当時の科学力(19世紀時点)で復元している。ネオアトランティスの空中戦艦に搭載された原子振動砲と殲滅爆弾により大破、沈没した。 レッドノア内にもヱルトリウムの同型船が多数搭載されており、Ν-ノーチラス号を放棄したナディアたちはその1隻に乗って脱出した。 脱出に使用した同型船は脱出成功後、日本海溝に自沈された。







Ν-ノーチラス号






正式名:第四世代型超光速恒星間航行用超弩級万能宇宙戦艦ヱクセリヲン
開発者:M78星雲人
詳細はΝ-ノーチラス号の記事を参照。







Ν-ノーチラス号艦載艇






リボルバー式の射出カタパルトで打ち出される葉巻型の小型宇宙艇。エレクトラが用いてタルテソスに辿り着いたジャン達一行を迎えた他、レッドノア艦内侵入にも使われた。おまけ劇場の解説から察するに戦闘用の攻撃機や戦闘機ではなく、連絡艇か雑役艇の類であった模様。







一輪バイク






正式名:フイルディナント・シュレンカー1889年型(カバードタイプ)
開発者:19世紀人
ギャラクターの鉄獣キャタローラーかアインラッド風な、シートを中心にタイヤが一周している形の二人乗りバイク。125cc、単気筒。グランディス一味に追撃されるナディアを助けるためにジャンが使用。ジャンの物ではなく、他人の所有物を勝手に借用したメカである。







飛行機






正式名:エトワール・ド・ラ・セーヌ(日本語に直すとセーヌ川の星、つまり『ラ・セーヌの星』)I世-VIII世
開発者:ジャン
I世-VI世までは失敗作、VII世はパリ万博のコンテストに出場するためのグライダーであるが、ナディアを救助するために使われる。
VIII世はプロペラ機。グランディス一味から逃げるものの、エンジンが故障し海上に墜落する。ノーチラス号に保護された際に水上機に改造されるが、マリーの島の上空でネオアトランティスの攻撃を受け、撃墜された。







ジャンの機帆船






正式名:エメロードII
開発者:ジャン(と、ジャンの叔父?)
パリ万博飛行コンテストに出場用の飛行機を輸送した小型船。ル・アーブル帰還時にもジャンとナディアが使用。グラタンに追われるが、前半部が水中翼船になっており、マジックハンドに捉えられた後半部を切り離して高速逃走した。







ヘリコプター




正式名:エトワール・ド・ラセーヌⅨ
開発者:ジャン
ノーチラス号の艦内で完成させたもの。複座でナディアを同乗させて飛行。機上でジャンはナディアへ「いつかアフリカへ連れて行く」と約束する。




パルスジェット機



開発者:ジャン
無線操縦で飛ぶ大型の飛行模型。1号機は実験に失敗して爆発。2号機はミサイルとして、ナディアを吸引する空中戦艦のトラクタービーム発振機に体当たり攻撃して失われた。


外輪船









正式名:エメロードIII
開発者:ジャン
無人島(リンカーン島)で制作。スワンボート式に足漕ぎで後部の外輪を回して進む人力推進艇。急造したためか船首が無く、箱に波よけシールドを突き出しているだけの不細工な作りだが、ひょうたん島(レッドノア)への移住や、ナディア救出に活躍した。
なお、気球とプロペラを取り付けた改造飛行船型は「エメロードIII改」と呼ばれる(名称はいずれも設定書より。本編では名前は呼称されずに終わる)。







グラタン






正式名:グランディスタンク
開発者:ハンソン
グランディス一味が使用する、6つの変形モードを持つ装輪式六輪万能戦車。モードの切り替えはパンチカードを差し込んでから、鍵盤で一定の操作をすることにより行う。

外見が水槽ぽい所から連想したのか、グランディスタンクと呼ばれる(ちなみにTANK=戦車の単語が作られたのは、ほぼ四半世紀後である)。なお、グランディスは勝手にカトリーヌと名づけており、省略形であるグラタンと呼ぶと激しく怒る。しかしゲーム版では、一度怒っただけであとは怒らなくなり、そのままグラタンで定着してしまった。当初は敵、後に味方となり、ほぼ、物語全編を通じて大活躍する。

引き込み式主砲塔を持ち、短砲身の単装6cm榴弾砲を備えている。前後のシリンダ四本は打突武器にもなる。伸縮式マジックハンド(しかし、三本指のマニピュレーター部分は和紙で余り丈夫ではない)を伸ばして物を掴まえられると言った武装を持つ。塗装は赤と橙。
デザインは監督の庵野曰く「『タイムボカン』のメカブトンがモチーフ」で、車内の効果音もメカブトンそのものである。OPではリモコン式の模型も登場している。






6つのモードは以下のとおり(ちなみにモードチェンジの時サンソンが「チェンジ○○モード!スイッチオン!」と叫ぶが、これは『ゲッターロボ』のパロディである)。
       走行モード(車輪による走行)
       直立モード(前後のシリンダーを展開しての4本足による歩行、起伏の激しい場所で主に使用)
       砲撃モード(主砲を使う場合)
       水上モード(車輪を収納し、後部シリンダーよりスクリューを出して水上を航行する。本来潜水はできないが、後に機雷除去のため改造して潜水作業を可能にしたこともある)
       マジックハンドモード(ハッチ下部に収納している2本の油圧マジックハンドを伸ばして操作するモード)
       飛行モード(屋根から気球を展開して飛行するモード。後にノーチラス号内で気球に硬化テクタイトの膜を貼る加工を施され、ガーフィッシュの砲撃にもある程度耐える強度を持った)
       油冷直列6気筒サイドバルブエンジン搭載。ハイドロニューマチックサスペションで車輪を車体に展開・格納できる。
機雷除去のため、ノーチラス号内で水中用に急遽改造されて掃海作業に使用された回もあり、この時はバラストタンク、水中用マジックハンドや外部視認カメラを装備した。
最終話近くでは、Ν-ノーチラスの科学技術部長から知識と機材の提供を受け主砲を怪力光線砲(設定書名)に換装。更に前部シリンダーにはドリルを仕込み、飛行モードは気球ではなく改造された前後シリンダーからのジェット噴射を用いる方式に変更され、高速飛行が可能になっている。レッドノア侵入時にはその内部を縦横無尽に駆けめぐり、最後はバベルの塔中枢部にて遠隔操作で自爆。バベルの塔を使用不能にした。



アイアンキング(第29話)



名称はアイアンキングから。ひょうたん島での生活で喧嘩が絶えないサンソンとハンソンの決着をつけるために作られた。レッドキングとブラックキングの2体がある。第33話にも登場し、監禁されたキングを救出するためにゴンザレスの装甲車に突入後、自爆した。






レッドキング(赤)

開発者:ハンソン
名称は『ウルトラマン』の怪獣レッドキングから。元々外部電源だったが、公平な勝負を願うジャンから贈られた小型電池を搭載。まっすぐにしか走れない。



ブラックキング(黒)

開発者:ジャン
名称は『帰ってきたウルトラマン』の怪獣ブラックキングから。キングの調教に失敗したサンソンが、ハンソンの作ったレッドキングの設計図を元にジャンに作ってもらう。サンソンの趣味(「角があった方が格好良い」とのこと。ジャンは「重量が増すよ」と警告していた)で、怪獣のブラックキング同様の角が付いている。ジャンの作った小型電池を搭載。やはりまっすぐにしか走れない。



グラタン2号



開発者:ハンソン
実際は野豚(二頭立て)に牽引させるだけの二輪馬(豚)車だが、竿で鼻先へ餌を吊し、前部にあるマッハ号式の回転ノコギリで藪を伐採しながら驀進する。崖から転落したのち、グラタンに激突して砕け散った。ちなみに「これがナディアのメカとは……」と設定書に注釈がある。



エイブラハム号



開発者:アメリカ人技師
謎の大海獣退治に出撃したアメリカ海軍の戦艦。メイビル艦長が指揮を執る。背負い式の旋回砲塔を持つなど、20年ほど時代を超えたオーバーテクノロジーな艦である(背負い式の旋回砲塔を持つ世界最初の戦艦は、1910年に就役したアメリカ海軍のサウスカロライナ級戦艦であり、この点は総監督の庵野も「あんなの嘘。1910年頃にならないと出て来ない」と認めている)。漂流中のナディア達を救助してグランディス一味を捕らえるが、ガーフィッシュと交戦して大破。なお、原作の「エイブラハム・リンカーン号」は戦艦ではなく、快速フリゲートだった。



バラクーダ号



開発者:アメリカ人技師
エイブラハム号の同型艦。大破したエイブラハム号の報復に燃えるメイビル艦長が指揮を執る。アメリカ戦艦部隊を率いる艦隊旗艦でもあった。名前の由来は『未来少年コナン』ではなく、松本零士の戦場マンガ『オーロラの牙』に登場する英国戦艦からである(庵野曰く「潜水艦と対決する戦艦の名は、バラクーダじゃなくてはならないんです!」とのこと)。





ネオアトランティス関連



ガーフィッシュ



開発者:ネオアトラン技師
兵装:
艦首魚雷発射管4基
艦尾魚雷発射管4基
速射砲(船体上部の大型多連装砲)4基
連装対空砲3基
爆雷投下口2門(艦底)
ラム(衝角)

動力機関 L動力機関
推進機関 水流ジェット推進
    ネオアトランティスが活動資金集めを目的にした通商破壊工作で主に用いた大型潜水艦。全長は不明(画面上では、体当たりして来たノーチラス号とほぼ同サイズ。一説では148m)。敵艦の船底に穴を開けるノコギリ状の衝角、魚雷、爆雷、隠蔽式4連装(3連装のカットもある。砲身が回転しないのでガトリング砲ではない)大口径速射砲多数と、実に多彩な武装が施されている。装甲はエイブラハム号の砲撃にびくともしない。ただし、ノーチラス号には分が悪く、損害を与えられぬまま撃沈されている。
乗員数や速力、兵装の正確な装備数や弾数、機関は何を用いているか(おまけ劇場でガーゴイルが解説したL動力機関は、漫画『潜水艦スーパー99』のパロディで、彼が事実を述べているのかも不明故に信憑性は低い)など謎に包まれた部分は多い。船体は暗い赤とネズミ色の縞模様に塗られており、衝角には凶悪な印象を受ける鋭い目が描かれている。推進器は水流ジェット式。
魚雷は船体と同様な縞模様で、先端に目玉が1つ描かれている。
艦底部にガラス張りの操舵室(ブリッジ?)がある。上下両舷に赤いライトが連なっており、これが「謎の大海獣」と見誤らせる一因ともなった。



ガーフィッシュII



開発者:ネオアトラン技師
全長 148m以上
兵装:
艦首魚雷発射管4基
艦尾魚雷発射管4基
消磁爆薬カプセル射出口(艦尾)
ラム(衝角)
動力機関 L動力機関
推進機関 水流ジェット推進

    槍状をした巨大な衝角(ラム)を備えたガーフィッシュ改良型。ガーフィッシュ(無印)に比べて大型で細長い。前面の吸水口が大きく、後下部の舵も大型化して操舵室は艦尾上部へ移設されている。衝角が文字通り、ガーフィッシュ(ダツの一種)を連想させる形状に変わった以外に、画面上ではガーフィッシュとの性能的差違はない(設定上では高速型とされている)。目玉模様やカラーリングはガーフィッシュから変化は無い。作中では「ガーフィッシュII型」と呼ばれていた。
ノーチラス号にラムによる体当たり攻撃を仕掛けるが、逆に弾かれて爆沈する。また、艦隊規模での雷撃戦を行ったが、反撃でことごとく撃沈された。



ライフル



開発者:ネオアトラン技師
ネオアトラン兵士の標準装備。一見、何の変哲もない火薬式の連発小銃に見えるが、よく見ると19世紀最新のボルトアクションライフルではなく、引き金を引くだけでセミオート射撃可能な、半世紀以上の時間を先取りした自動小銃である(ボルトアクション式に代わって正規軍歩兵の主力小銃となったセミオートライフルは、第二次世界大戦におけるアメリカ軍の制式小銃「M1ガーランド」が最初である)。性能も良いらしく、マハル島でネオアトラン兵から奪った同銃は、第12話での狩猟や対ゴンザレス戦に至るまでサンソンに愛用されていた。



人間タンク



開発者:ネオアトラン技師
「万能工作機械、死なない兵隊」と呼ばれる機械兵器。本体と操縦用車輌とに分けられた構造をしており、本体と操縦用車輌は太いコードで繋がれている。そのため、傍目には先行する本体が操縦用車輌を牽いている様に見える。本体の形状は『鉄人28号』に登場する鉄人28号に似た丸みを帯びたものだが、下半身は車輪のついた台である。頭も単にお椀型のもので、目はアーマードトルーパー式に三つのカメラアイをまとめた回転型。手の形状は湾曲したハサミの様で、精密作業には向かない。操縦用車輌は20世紀初頭の車に半球のガラスドームがつけられた様な形をしており、あまり乗員の保護は考慮されていない様である(防弾ガラスの可能性もある)。操縦はデスラー艦式のチェス型操作盤と2本のレバーで行う。
バリエーションとして線路上を走行する貨車型の軌道タイプもある。こちらの操縦席は車体と一体で装甲に囲まれた閉鎖型。



機関車



開発者:ネオアトラン技師
マハル支部の軌道を走るL字型キャブを持った内燃機関車。多数のトロッコを牽引して様々な物資を輸送しており、ジャンとグランディス一味が一時、これに身を隠した。内装が豪華なガーゴイル専用車両や、軌道型人間タンク(他に戦闘用装甲車も)を推進する場合もあった。



大型高速飛行船



正式名:カルカロドン(ホホジロザメの学名から)
開発者:ネオアトラン技師
前後に紡錘形バルーンを備えた双胴型飛行船。気嚢の四方へ双発エンジンポッドを×4ずつ、前後合計16基ものエンジンを付けている。マハル島(マリーの島)にあったネオアトランティスの基地が破壊された際に、ガーゴイルが脱出するために用いた。作戦失敗した部下を空中に放り出すための落とし穴をゴンドラに備えているという、独裁者に便利な設計となっている。
武装は単装大型砲塔他、第10話「グラタンの活躍」においては接触や水圧変化などで起爆する複合起爆式機雷を大量投下してノーチラス号を苦しめた。おまけ劇場の宣伝フィルムやレッドノア浮上の際には、ガーフィッシュ艦隊と共に複数の同型艦が目撃されている。



支援船



開発者:ネオアトラン技師
第13話に登場。三本マストの大型帆船で、入り江に停泊するガーフィッシュに接舷して補給を行っていた。



カラッパ3号



開発者:ネオアトラン技師
単座式の森林伐採用二足歩行型ロボット。可変型で大型のハサミ型カッターや、ドリルやマジックハンドの付いたマニピュレーターを機体上部に格納している。第13話でガーフィッシュを目撃したマリーとサンソンを追いかけ回した。



空中戦艦



開発者:ネオアトラン技師
発掘した反重力エンジンにより飛行。動力は艦内に設置された石炭火力発電により供給されている。サイズは不明だが、画面対比からノーチラス号の約10倍もの全長を誇る。塗装は赤茶と黄の縞模様。戦闘力も強大だが、全世界に命令を発せる司令部機能も併設された、ネオアトランティスの空飛ぶ一大拠点である。
円形ドームとオベリスク状の三角錐が三つ建つ中央艦体から、突き出す形で三方へブーム(支柱)を伸ばした手裏剣型の構造。ブーム上部に火力
発電の煙突が多数並び、先端にはスフィンクス像のフィギアヘッドが飾られている。
形状は『宇宙戦艦ヤマト』のガミラス帝国軍高速空母のオマージュである。



空中戦艦2番艦

正式名:「デウス・ウキス・マキナ」(機械仕掛けの神)
開発者:ネオアトラン技師
同型艦。外見や塗装は1番艦と同じで、装備その他も差違はない物と思われる。タルテソス上空でΝ-ノーチラス号の主砲を浴びて撃沈された。

兵装:
スーパーキャッチ光線




開発者:オリジナルは古代アトランティス人、作中のものはネオアトラン技師(ネモの台詞による)。
名称は『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』から。
セットされた位相と同一の位相を持つ物質を引き寄せる光線。ノーチラス号を海中から引きずり出す。光線発射機の形状はU字磁石で、赤 色と灰色で塗られた上に「N」「S」の文字まで書かれている。

原子振動砲




開発者:古代アトランティス人(ネモの台詞による)
古代ジェリコの壁を破壊したという設定。セットされた位相と同一の位相を持つ物質の原子を振動させ破壊する。ガーフィッシュIIの衝角 ですら傷を付けられなかったノーチラス号の装甲板をいとも簡単に破壊した。

殲滅爆弾ならびに大型殲滅爆弾


 

開発者:不明
殲滅爆弾は空中戦艦の中央部に装備されたシリンダ内部に収められている。ガーフィッシュの魚雷を大きくしたような形状をしており、 ガーフィッシュと同様暗い赤と灰色で縞模様に塗られ、先端には不気味な目が描かれている。スーパーキャッチ光線で空中に吊り下げられ たノーチラス号にとどめを刺すべく投下されたが、その際1発目は至近距離で爆発した。近接信管の様な物が取り付けられている可能性が あるが、単に原子振動砲で剥離した装甲板の破片で起爆した可能性もある。
大型殲滅爆弾は殲滅爆弾を収めていたシリンダそのもので、巨大だが予備弾薬も用意されており、投下後に再装填可能。ケルマディック 海戦時、ノーチラスからの反撃により発射中の状態で誘爆したが何故か空中戦艦本体は無傷だった(船内で火災は起きていたようであり、 ガーゴイルが部下に消火を命じている)。
爆発の仕方や威力を見る限り、単なる巨大な爆弾の様である。連続発射しているところからネオアトラン技師でも作れるのではないかと 思われる。

重力子爆弾




開発者:古代アトランティス人
タルテソス王国跡地から撤退する際に、同地に撃ち込まれた爆弾。核兵器並みの威力を誇り、タルテソス王国跡地を消滅させた。反応兵 器であるらしく、放射能の影響は無いらしい。発射方法は不明。

カノン砲




開発者:(おそらく)ネオアトラン技師
ブーム下部から突き出る半球状の砲塔に収められた大型連装砲。特にこれと言った特徴は無いが大威力。タルテソス王国跡地でジャン達を 狙撃した。

電磁バリア




開発者:古代アトランティス人
ノーチラス号の攻撃をことごとく防ぐ防御障壁。しかし、何故かサンソンの拳銃には無力だった(ミサイルの様な、ある程度の質量を察知 しないとスイッチが入らないのかも知れない)。なお、出力の関係からか実体弾は防げてもビームは防げないらしく、タルテソスでは電子 砲の直撃を受けて二番艦が轟沈している。

トラクタービーム




開発者:古代アトランティス人
ナディアを捉えた牽引光線。パラボラアンテナ型発振機から、リング状のエフェクトと共に放たれる。



バベルの塔(第7話)



開発者:ネオアトラン技師
恒星間レーザー通信装置を反射衛星砲に転用したもので、旧約聖書にあるバベルの塔を再現したレプリカ。発掘した(設定書では「ソロモン王の墓所から、我々が発掘したのだ!」とガーゴイルが説明している)射撃制御盤と、その制御に人造オリハルコンと呼ばれるブルーウォーターを復元したもの(ただし大きさは巨大になった)を使用している。その威力は大きく、小島を一つ消し飛ばした。ナディア達を奪還され、更にノーチラス号の侵入を許した際に再度発射を試みたものの、1回目の発射で亀裂が入った人造オリハルコンが再使用に耐えられずに砕け、爆発してマハル島の基地ごと消滅した。
タルテソス王国(ブルーノア)やアトランティス。レッドノアにはオリジナルのバベルの塔がある。



バベルの塔第2号(おまけ劇場)




開発者:ネオアトラン技師
ネオアトランティスの野望を成し遂げるべく、技術上の問題で壊れた初代バベルの塔に続いて造られたが、ネオアトランティスの見学に来たマリーが誤って自爆装置のスイッチを押したがために爆発して終わった。その際ガーゴイルは"渋カジが 山へ行ったら 山火事だ"という俳句を残している。



レッドノア




正式名:衛星都市レッドノア
開発者:M78星雲人(絵コンテではメシエ13球状星雲団ブラックホール第三惑星人)
直径12.2kmの真っ赤なアダムスキー型円盤。ガーゴイルは「神聖大要塞」と呼んでいる。惑星オネアミスから地球に来た3機のうちの1機という設定。旧約聖書『創世記』のノアの方舟でもある。
バベルの塔のほかレーザーなどの武装が充実し、火力はΝ-ノーチラス号の50倍以上。1億ボルトの電磁バリアも持ち、Ν-ノーチラス号の外部からの攻撃はほとんど通じなかった。Ν-ノーチラス号と同じく、縮退炉で動く。制御には2つのブルーウォーターが必要で、島編では自動で移動、潜行するなどネオアトランティスから身を隠していたが、ガーゴイルによりナディアとネモのブルーウォーターが奪取された後はネオ皇帝によって支配された。後に洗脳が解けたネオ皇帝によってナディアとネモにブルーウォーターが返された際に支配を解除される。これによって制御を失ったことで地球に落下、最後は大気圏で燃え尽きた。
マリーとイコリーナが帰還に際し、地球に大気圏突入するヱルトリウム級宇宙船を見上げる場面は、『サイボーグ009』のオマージュである。



しもべの星(人工衛星)



正式名:ルシファー、ミカエル等、全12基という設定。
開発者:古代アトランティス人
バベルの塔から発射されたレーザーを屈折させる反射板を備えた古(いにしえ)の衛星。銅鐸を思わせるフォルムをしている。これが無いとバベルの塔の高出力レーザーも対象に命中させることができない。一万二千年間、衛星軌道上を飛び続けていた。ミカエルは電子砲で撃墜される。



マハル島支部



開発者:ネオアトラン技師他
巨大な露天掘り鉱山を利用して創り上げた秘密基地。底部の人工湖中心にバベルの塔。周囲は工場群や発電施設が建ち並び、山頂には支部の本拠たる空中庭園が建設されている。貨物輸送用の軌道が縦横無尽に敷かれており、外洋へ通じる人造湖はガーフィツシュが停泊可能な根拠地になっていた。バベルの塔の崩壊で壊滅。



ガンフィッシュ(劇場版)



開発者:(おそらく)ギーガー
ギーガーたちの乗る潜水艦。ガーフィッシュとはかけ離れたデザインであるが、色違いながら縞模様に塗られている。詳細は不明であるが、魚雷(色を除いてガーフィッシュ搭載のものと同一)やマジックハンドを搭載している。




その他

アトランティス 




開発者:M78星雲人 
大西洋海底の巨大遺跡。いわゆる伝説の大陸アトランティス。前身は旧約聖書『創世記』にある3機の「ノアの方舟」(地球に逃れて来た宇宙船)のうち、最大の1機だったという設定。 



南極基地 



開発者:古代アトランティス人 
資源の宝庫であるとされる南極大陸地下に建設された補給基地。恐竜から進化した爬虫人類など、かつての生物を保存する氷の博物館でもある。ちなみに爬虫人類は太陽の黒点の変化による放射線で絶滅と、『ゲッターロボ』の設定に近い。 



ブルーノア 



正式名:「衛星都市ブルーノア/タルテソス王国」 
開発者:M78星雲人 
名称は『宇宙空母ブルーノア』から。3機の「ノアの方舟」のうちの1機という設定。太古のアフリカへ到着後、タルテソス王国の首都となる。ナディア達の訪問時にはバベルの塔などその機能は停止していた。ネオアトランティスの重力子爆弾の被爆により消滅したものと推測される。 



弾丸トンネル 



開発者:古代アトランティス人 
海底に張り巡らされている世界中の海やアトランティス人の古代遺跡を繋ぐ海底トンネル。ネオアトランティスの攻撃により浮力を失い大部分を切り離しクルーを乗せたまま海底へ沈むノーチラス号が偶然海流によりこのトンネルへ流れ込み、旧タルテソス王国地下へ流れ着き生還した。 
『緯度0大作戦』に登場した海底トンネルと、松本零士の漫画『潜水艦スーパー99』でヘルメット党が建設した海底高速水道がモチーフである。


 
鯨 



正式名:イリオン 
開発者:古代アトランティス人 
ニンゲン創造途中の試作品。生物の中で比較的知能が高いと言うことで採用されたが、うまくいかなかったようだ。 
小説『ジャンとナディアのいちばん長い日』によると、この設定は『ムーの白鯨』のオマージュであるらしい。 



ニンゲン 



正式名:アダム 
開発者:古代アトランティス人 
『創世記』の最初の人間アダム。古代アトランティス人によりそのしもべとして使用すべく開発されたが、小型化に失敗したため実用化は不可能となり、他の人間の試作品とともにレッドノアに保存されていた。結果としてアトランティス人はゼロからの開発を断念し、既に地球上に存在した類人猿を改造して人間を作ることとなる。 



マハル島 



ベルデ諸島にあると設定された小島。マリーが住んでいた。ネオアトランティスの秘密基地としてバベルの塔が建設されたが壊滅する。なお、『機動戦士ガンダム』でソーラ・レイに改造された密閉型スペースコロニーの名も「マハル」である。前述の「マハル島支部」も参照のこと。 



リーフ64 



海底洞窟。ブリッジのコンソールでは"REEF 64"(reef=暗礁)と表記されていた。灼熱病に効果のある薬草が生えている。外界から隔絶し、太古の生物(ディニクチス等)が生息している。 
ナディアとマリーが灼熱病に感染したとき、ノーチラス号が向かった場所。 
名称は『トップをねらえ!』に登場した同名の恒星から。日本の九九「8×8(ハッパ=葉っぱ=リーフ=薬草)=64(ロクジュウシ)」をもじったものとも考えられる。 



リンカーン島 



『南の島編』前半の舞台。ナディアらが乗ったノーチラス号の船長室が辿り着いた島で、珊瑚礁に囲まれた無人の孤島である。撃破されたガーフィッシュの残骸が浜辺に打ち上げられていた。名称は『神秘の島』から。物語上では奴隷解放宣言を行ったアメリカ合衆国大統領リンカーンにあやかり、ナディアが命名したことになっている。 


ひょうたん島 



『南の島編』後半の舞台で、名称は『ひょっこりひょうたん島』より。リンカーン島の前に突如現れたひょうたん型の移動島。嵐でリンカーン島の住居その他を失ったナディアらが移住する。その正体は巨大円盤に土砂が堆積した物で、第31話で内部へナディアを保護すると同時に、上部の堆積物を剥離させて潜行モードへ移行した。「レッドノア」も参照のこと。 



スカラブ号 



開発者:19世紀人 
ゴンザレスの使用する四輪装甲車。単装の砲塔を一基持っており、後部にキャンピングカーを牽引している。 



エッフェル塔 



設計:ギュスターヴ・エッフェル 
第1話でナディアとジャンが初めて会話した場所。パリ上空でのΝ-ノーチラス号とレッドノアの戦闘(「パリ円盤事件」)中にレッドノアが放ったアクティブレーザーにより破壊されたが、後日談によると1895年に「第2エッフェル塔」という名称で全く同じに再建された。 



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